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2025/04/24 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

大乗仏教と小乗仏教 その2

大乗仏教は、出家した人であろうとなかろうと、広く人を救い、悟りへと導いていくことができるという教えである。

「大乗」とは、多くの人を乗せて彼岸へ運ぶ乗り物のことで、「自分たちの仏教こそが、大きく優れている」という意味でもある。
そして、「小乗」というのは、自利的な考えの保守派を批判した言葉である。

では、あまねく人を救ってくれるというのは、なにもしなくても救われるということなのだろうか?

懐が深い大乗仏教も、残念ながら、そこまで寛大ではない。
私たちが救われるためには次の六波羅蜜を実践しなければならないとされている。

①布施・・・人に物を施し恵むこと。または、僧に金銭や品物を寄進すること。ただし、施したり寄進したことを恩に着せてはならない

②自戒・・・戒律をかたく守ること。生き物をむやみに殺さない、他人のものを盗まない、配偶者以外の女性と
性交渉を持たない、嘘をつかない、酒を飲まない

③忍辱(にんにく)・・・悪口や侮辱、迫害をされても堪え忍び、恨まない

④精進・・・仏教の修行だけではなく、物事に対し、ひたすらに努力し、励む

⑤禅定(ぜんじょう)・・・心を静め、一つのことに集中できる安定した精神状態を保つ

⑥智慧(ちえ)・・・真理を明らかにし、悟りを開くための能力を身につける

ちなみに小乗仏教は東南アジアを中心に栄え、大乗仏教は中国や日本など東アジアで盛んになり、いまにいたっている。

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2011/11/21 EDIT CATEGORY:未選択 COMMENT:0 TRACKBACK URL 

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