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2025/04/24 EDIT CATEGORY: TRACKBACK URL 

釈迦の本名

仏教の開祖は釈迦である。

しかし釈迦というのは、ネパールの古くからの部族の
名前
に過ぎず、彼の本名ではない。

釈迦の本名は、ゴーダマ・シッダールタという。

ではなぜ釈迦と呼ばれるようになったかというと、
ネパール地方では昔から聖者のことを出身部族の名前で
呼ぶならわしがあったからである。

これは、聖者は部族を代表するという考えがあったためだ。

といっても、釈迦という呼び方はまだ正式ではない。
正式には、釈迦牟尼という。

牟尼とは聖者という意味だから、つまりは「釈迦部族出身の聖者」
ということになる。

このほかにも、
「釈迦牟尼世尊(世尊とは、福徳のある者・聖なるものという意味)」
「釈迦牟尼如来(如来とは悟りを開いた人という意味)」
「釈迦牟尼仏」
「釈迦仏」
などさまざまな呼び方がある。

また、仏陀(ブッダ)と呼ばれることもある。

仏陀とは、サンスクリット語の「buddha」に漢字を当てたもので、
「目覚めた人・悟りに達した人」という意味を持ち
特に釈迦のことを指している。

釈迦は、ヒマラヤ南麓のカピラ王国の国王、浄飯王の息子として生まれた。

母は后マーヤ(摩耶)である。

マーヤが釈迦を身ごもったとき、蓮の花を持った小さい白い象が
右のわき腹から胎内に入り込む夢をみたとい伝えられる。

マリアが処女でイエスを身ごもったとき、天使ガブリエルが訪れて
それを知らせたという伝承となんとなく似ているが
出産の様子はまったく異なっている。

出産のため故郷に戻ろうとしたマーヤは、その途中で産気づいたため
無憂華の花の下に座りこんだ。

すると、夢で白い象が現れ、その象が入り込んだ右のわき腹から
釈迦が生まれたというのだ。

しかも、生まれたばかりの釈迦は7歩歩くと、右手で天、左手で地をさし
「天上天下唯我独尊(この世で私が最もすぐれている)」といったという。

この日は4月8日とされ、今も日本や中国ではそれを祝って
花祭り(灌仏会)が催される。

花祭りでは、誕生仏(生まれてまもない釈迦の像)にひしゃくで
甘茶をかけるが、これは、釈迦が生まれたときに、「天から甘い雨が
降り注ぎ、釈迦の身体を洗い清めた」という故事に由来するものである。

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2012/01/09 EDIT CATEGORY:未選択 COMMENT:0 TRACKBACK URL 

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